西洋占星学 -星脳®︎-

星脳®︎の暁瑠凪は、西洋占星学研究家として人生を星よみの研究、実践、鍛錬の日々を繰り返して参りました。

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2020年2月4日火曜日

西洋占星学講座(中級コース)~ 西洋占星学の本質を知る実践のための講座~

占い師 暁瑠凪による西洋占星学の本質を知る実践のための講座「西洋占星学講座(中級コース)」がスタートします。


西洋占星学講座(中級コース)
~ 西洋占星学の本質を知る実践のための講座~



この講座では、西洋占星学講座(初級コース)の基礎知識を元にして、星座や惑星の性質を更に広げ、かつ、深めた知識を提供し、しっかりと星を読むための力を養います。
そのために、実践の場で必ず必要となってくる「恋愛・結婚・仕事・健康・金運・人間関係」についての捉え方や深め方や、「未来予測」についてもお伝えします。
星を読むために、より具体的で細分化された知識と、その応用方法を知ることができるでしょう。
鑑定歴40年・講師歴29年の暁 瑠凪(あかつき るな)が、実際の鑑定経験から得た検証済みの知識と技を提供します。



講座内容

西洋占星学講座(中級コース)~ 西洋占星学の本質を知る実践のための講座~


実践のために

    1. ホロスコープ(上級者編)
    2. ホロスコープ深層解釈
    1. 西洋占星学-専門用語-
    2. トランジット未来予知法

ホロスコープを読む

    1. 実践的判断法 恋愛
    2. 実践的判断法 結婚
    1. 実践的判断法 仕事
    2. 実践的判断法 健康
    1. 実践的判断法 金運
    2. 実践的判断法 人間関係
    1. プログレス法
    2. 時が語る ホラリー占星



対象者

初級コース修了、もしくは、西洋占星学の基礎を理解している方。
※基本的に全6回お受けいただける方。
(マンツーマンによる補講も含めます。補講については下記「補講について」をご参照ください。)



定員

最大10名



開催

全6回
毎月第4日曜日クラス 13時~15時(120分:講義100分+質疑応答20分)

 ※上記日程が合わない方などはマンツーマンでのご受講も可能です。
※日程変更の可能性もあります。変更の際は早めにお知らせいたしますので、その点、ご了承ください。



持ち物

ノート・筆記用具をお持ちください。



開催場所

SPACEkururi環(原宿占い館 塔里木1F)
〒150−0001 
東京都渋谷区神宮前1-8-21 ラレンヌ原宿
Tel:03−3746−1333



補講について

*マンツーマンによる補講となります。
*講座料12,000円+マンツーマン料8,000円=20,000円(税別)となります。
*次回の講座日までに、講師が原宿占い館タリム出演日の日にお受けいただくことが可能です。



お申し込み

開催の日程や料金の詳細や講座のお申し込みは、開催場所の「SPACEkururi環」のホームページでご確認ください。



2020年1月31日金曜日

【2020/2月前半スケジュール】



こんにちは、暁です。2月前半のスケジュールです。手洗い、うがい、体調管理に留意いたしましょう♪

2020/2月前半スケジュール】

2/1土曜 11:30〜部活(耳ツボ)@長者町、科目最終試験、2/1土曜〜5水曜 リポート提出

2/2日曜 11:30〜十番仲間新年会@新宿、15 時〜食事会@横浜、科目最終試験

2/3月曜 13時〜竹橋「東京毎日文化センター」タロット講座、15時〜西洋占星学講座、17:30〜筋膜リリース@蓮沼

2/4火曜 1121 原宿占い館「塔里木タリム」代替出演(ヴェルニlog in)

2/5水曜 10時〜取材@品川、1421 原宿占い館「塔里木タリム」出演(ヴェルニlog in)

2/6木曜 1121 原宿占い館「塔里木タリム」出演(ヴェルニlog in)

2/7金曜  1121 原宿占い館「塔里木タリム」出演(ヴェルニlog in)

2/8土曜 AM名古屋へ移動、13:4518時冬期学外スクーリング@名古屋

2/9日曜 9時〜18時冬期学外スクーリング@名古屋、夜名古屋〜京都へ移動

2/11火曜 9時〜18 時冬期スクーリング@京都

2/12水曜 1121 原宿占い館「塔里木タリム」出演(ヴェルニlog in)

2/13木曜 1121 原宿占い館「塔里木タリム」出演(ヴェルニlog in)

2/14金曜 1121 原宿占い館「塔里木タリム」出演(ヴェルニlog in)

2/15土曜 11時〜個人レッスン@横浜、14時〜ネイル@馬車道

2020年1月26日日曜日

暁の挑戦〜大学1-15〜

【考古学】設題1


書籍名:「旅する考古学」

著者:門田 誠一

主題考古学資料からみた「もの」(物質やその背景となる文化なども含む)や技術の移動と広がりについて具体例をあげて述べよ。


考古学は人間が地中に残した資料であり、痕跡だとこの学習を通じて知った。

歴史に関わっている奥深い学問だとっていたが、あまりにも不理解な部分が多かったのだと知ることになった。そこで、設題1を主題に、ものや技術の流通観点から考古学をみていくと古代の人々の鼓動や生き様、生活が映像化されて入ってくる。文中から臨場感が伝わり、思いをはせることが出来る。そこで現実に立ち返り、テキストの中にあった具体例をあげて書き進めていく。

ものといえば印象的であったのが、礼文島の船泊遺跡から平貝やイモ貝で作られた装飾品が出土したことである。礼文島は日本列島最北の島である。南の暖かい海に生息している貝が運ばれて来たということだ。南の島の貝がである。献上品なのか、交易品として、遠く離れた北の地にひとの手から手へと運ばれたのだ。

また、ヒスイ製の装飾品も出土したとある。1700キロ離れた糸魚川周辺から利尻島に運ばれたのだ。そのような距離をものともせず交流が行われたということだ。また、初めて目にする「天然アスファルト」というものも出土している。勉強不足であったが、黒曜石製のアスファルトを生活の中で活用していたことも知った。秋田県や新潟県産のものもあるのに、近いという理由で国内ではなくサハリン産のものが使われていたことが判明している。ユーラシア北方地域との交流を示しているのだ。飛行機もなく、鉄道整備もない縄文時代に盛んに交易していたのだ。便利な現代から見ても遠い距離である。そんな現実を目の当たりにすると我々としても驚きを隠せない。そして、他にも交易品としてあらゆる地域のものが集まって来ていたのだ。

技術の移動と広がりの具体例として、遊牧民の造った白い城壁をまず、取り上げたい。テキストp176に記述してある。約1500年前に遊牧民の系統の支配者によって造られた城の跡とのことだ。そこでひとつ疑問が出る遊牧民が城を造る時代、文化があったのかと驚きがあった。遊牧民と言えば、居を構えないことが遊牧民のはずである。結びのページにその疑問を解決に導く内容が解説されていた。「現地に足を運ぶのが、最も大切なことだ。」と机上の考えより、しっかりとこの目で見ることが重要なのだと。文献よりも直接、自分自身で現地に足を運ぶことこそ、考古学の真髄であり、あるべき姿なのだ。そして、白い壁の技術が1500年前には現実にあり、日本家屋に見られる三和土のルーツであったことを知る。幼い頃に見た三和土や壁に使用されていたのだ。そもそも三和土とは「『敲き土(たたきつち)』の略で、赤土・砂利などに消石灰とにがりを混ぜて練り、塗って敲き固めた素材。3種類の材料を混ぜ合わせることから「三和土」と書く。土間の床に使われる。」(ウキペディア調べ)三和土自体、いまではコンクリートに変わっているが、今でもある倉の白い壁にこの技術が生かされているということなのだ。しごく頑丈なものだから、現在も残っていて歴史を感じることが出来るのだ。

そして、原の辻遺跡の車馬具の部品だ。p187にもあるように「その当時の外来文物が、日本列島に入ってくるあり様を考える材料として、重要であることがわかる。」とある。「小さな金属製品にも、さまざまな地域の営みが凝縮されているのである。」と結ばれている。本来、当時あるわけのないものが、交易、交流を通じて海を越え、もたらされたのだ。ひとつひとつのもの、こと、跡などがヒントのように、我々に語りかけるのだ。そこでその部品の出どころと思われる百済を歴史から紐解いてみた。「百済(くだら[1]、旧字体:百濟、4世紀前半 - 660年)は、古代の朝鮮半島西部、および南西部にあった国家。」とある。また「百済の歴史はその首都の移動によって、大きく漢城時代(475年まで)、熊津時代(475-538年)、泗沘時代(538から)に分類される。漢城期には現在の京畿道を中心としていたが、高句麗の攻撃によって首都漢城が陥落し、一時的に滅亡した後は、現在の忠清南道にあった熊津(現:公州)へと遷って再興した。熊津時代の百済は弱体化していたが、武寧王が高句麗を撃退したことにより次第に国力を回復し、南方の伽耶(加羅)地方へと勢力を拡張した。538年には新たな首都として泗沘を建設し、一層伽耶地方を含む周囲への拡大を図った。百済が存続していた時代には、朝鮮半島北部から満州地方にかけての地域に高句麗、朝鮮半島南東部に新羅、半島南部には多数の伽耶諸国が存在していた。この時代は朝鮮史の枠組みにおいて三国時代と呼ばれている。」そして「中国の南朝と密接な関係を結び、仏教や各種の南朝文化・学問を導入して栄え、周辺諸国とも交流を持った。現在、百済の歴史は高麗時代に編纂された歴史書『三国史記』や、日本の『日本書紀』、中国の歴代の正史などによって知られており、また墓や寺院跡のような考古学的遺物からも学術的な調査が行われている。宋山里古墳群にある武寧王陵は百済の最も著名な墳墓で、20世紀に未盗掘のまま発見されたため、往時の文化遺産が多数残された。」とあった。「中国で南北朝時代が終焉を迎え、隋が成立すると隋の高句麗遠征に加わるも逆に高句麗から侵攻されることになり、ついで唐がその支配を握ると、唐は高句麗を制圧するためその背後を抑えるべく百済攻略を企図し、聖王死後の百済と対立していた新羅を支援して百済を攻撃した。これによって660年に百済は滅亡し、王族や遺臣たちは倭国(日本)の支援を受けて百済復興運動を起こしたが、663年の白村江の戦いにおける敗戦とともに鎮圧された。その後唐は旧百済領の経営に乗り出したが、本国における問題と新羅による攻撃の結果、最終的に朝鮮半島から撤退し、百済の故地は新羅に組み入れられた。」(ウキペディア調べ)やはり日本と百済はしっかりとした交流の歴史があったからこそ、660年代に支援したのだと想像できる。

古代の営みを論理的に想像し、考え、状況から意味を汲み取ることを繰り返す地道な努力で、古代の技術の広がり、交流の有無などが解り、考古学の視点から歴史を私たちも垣間見られることが出来るのだ。

そのことを踏まえ、再読して行くと何故、どのように、どんな意味があるのか?などなど、交易、交流そのものから目が離せなくなる。

一人一人の人、国、地域が交流を持つことを強く望まなければ、かなわない距離と時間と危険性だ。当初の目的は別であったかもしれないが、人の想像をはるかに超えている行為だ。論点はかなりズレてしまうかもしれないが、先人が歩み、進めたこの勇気ある行動、行為を現代人も知って、国際交流、または国際貢献に生かすべきだ。この勇気や好奇心の火を絶やすことなく、歴史を支える考古学を元にアプローチして行くことが肝心なのだ。

2020年1月15日水曜日

【2020/1月後半スケジュール】



おはようございます、暁です。1月後半のスケジュールです。少し張り切ります^ ^ 良い年にいたしましょう♪

2020/1月後半スケジュール】

1/16木曜 1121 原宿占い館「塔里木タリム」出演(ヴェルニlog in)

1/17金曜  1121 原宿占い館「塔里木タリム」出演(ヴェルニlog in)

1/18土曜 11:30〜部活(耳ツボ)新年会@長者町、18時〜hair show party@銀座

1/19日曜 11:30〜十番仲間新年会@新宿、夕方〜誕生会@横浜

1/20月曜 13時〜竹橋「東京毎日文化センター」タロット講座、15時〜西洋占星学講座、17:30〜筋膜リリース@蓮沼

1/21火曜 1315時、1921HARA塾「環(くるり)@原宿

1/22水曜 1121 原宿占い館「塔里木タリム」出演(ヴェルニlog in)

1/23木曜 1121 原宿占い館「塔里木タリム」出演(ヴェルニlog in)

1/24金曜 1121 原宿占い館「塔里木タリム」出演(ヴェルニlog in)

1/26日曜  1315:30 HARA塾「環(くるり)@原宿、17:30〜整体院@本厚木

1/27月曜 12:3020時横浜「ミクセリア学院」西洋占星学マンツーマン講座★12:30〜、★15:30〜、★17:00〜、18:30〜。印は予約あり。14:00〜【ミク関連鑑定師向け】「対面、電話鑑定相談者対応のお悩み相談会」毎月開催

1/28火曜  15時〜横浜「ミクセリア学院」西洋占星学マンツーマン講座、17時〜ミク役員会、18 :30〜打合せ

1/29水曜 1121 原宿占い館「塔里木タリム」出演(ヴェルニlog in)

1/30木曜 1121 原宿占い館「塔里木タリム」出演(ヴェルニlog in)

1/31金曜 1121 原宿占い館「塔里木タリム」出演(ヴェルニlog in)

2020年1月11日土曜日

暁の挑戦〜大学1-14〜

【心理学】設題2


書籍:「心の理解を求めて」

著者:橋本 憲尚

主題:多数者への同調や権威者への服従はどのようになされるか解説しなさい。


多数者への同調はどのようになされるかについて述べていく。


1.P171「多数者の同調」のところに「それぞれの集団には特有のルールや行動様式、価値観がある。」「なかには規範を受け入れないメンバーもいる。そうした逸脱者に対して、一致への圧力や集団からの排斥という形で、多数者の力が行使される。」とある。たしかに、多かれ少なかれ、集団の中にこのような現実や空気感があることは否めない。良くも悪くもこの価値観を共有して、溶け込めた、または溶け込めると思えるところがある。そのリーダーのメンバー への対応とリーダーとの相性もあるだろう。

2.「アッシュ(1951)は、多数者の意見が個人の判断を歪曲する。」実験を踏まえると「他のみんなが一致している中で自分だけ異なった意見を主張し続けることはかなり困難であろう。」とある。実験も物語るように、自分が間違っていると思う。よほど確信があることであれば、貫くことが出来ても、目で見ても、知らないことであれば、自分を疑ってしまう。その対応は難しい。

3.「多数者への同調の背後にある心理は一様ではない。」「自分に確信がもてないときに、他者を参考にして自分の意見や行動を変容することがある。」「判断が困難であり、確信がもちにくいときほど同調が起きやすい。」「人はまた力を感じるためにその人たちを模倣する結果として同調する場合もある。」「異質な者として孤立してしまう恐怖から多数者へ同調したり、嘲笑や避難を恐れて追従する場合もある。」「集団に所属することが自分にとって重要である(得をする、魅力がある、他に行き場がないなど)ほど同調は起きやすい。」とある。確かに得だと思えることがあれば、そうなる。孤独感が人を不安にさせる。あの人のそば、もしくは傘の下に入れば、安心、安全だと思える。難しすぎて自己判断は不可能だと思い、責任転嫁したい。など理由は多種多様だ。

集団でいじめをするような「P110攻撃行動は、所属する集団の規範に同調する行動」とある。決まりを守れないものは悪だ、という意外と真面目さがそうさせることがある。グループ、集団の規律を守る為に動いて、成功をおさめているとしたら、なおさらだろう。人は時として、変化、変容を受け入れ、または嫌うところもある。変えてしまいそうな異分子のエネルギーを拒否したいという願望から行われることもある。しかしながらどちらにしても、人が人を傷つける行為はおきてはならないことだ。


次に権威者への服従はどのようになされるかについて述べていく。


1.P174〜「権威者への服従」のところに「代理状態とは、人が自分自身を『他人の要望を遂行する代理人』とみなす状態である。」「代理状態になると、自分の行為に対する責任を感じなくなる。また、権威者による行為の意味づけを受け入れる。」「『権威者に従うこと』が守るべきモラルとなった」守るべきモラルを遂行するという旗印、しかも無責任になれる感覚。これにより、服従が始まる。また、威を借る狐的心情もあると思う。

2.「ミルグラム実験は」「一般の人たちにみられるという『悪の平凡さ』を示すものとして衝撃を与えた。」とある。また「仲間がいれば服従は劇的に減少した。」服従に対し、逆らう行為は、仲間がいれば出来るということだ。古くは、百姓一揆のようなことなのだろう。

3.「竹村・高木(1988)は、中学生を対象にした調査から、いじめを見て見ぬふりをしている傍観者が加害者や周りで面白がっている観衆にどう反応するかで、いじめが助長されるか抑止されるかが左右される可能性を指摘している。多数者に対しても権威者に対してもたとえ少数であっても仲間とともに抵抗すれば影響力を発揮できるという知見を生かすことはできないものだろうか。」とある。ここにいじめを防ぐ手立てが詰まっている。こういった心理の流れをレクチャーするべきだ。


この課題を通してみつけた危惧

1.価値観共有を得られるものと得られないものとの差がある弊害。

価値観は千差万別。共感性の低い者は、中々共有できにくい。学校であれ、仕事であれ、知らん顔をするわけには行かず、団体行動を強いられる。団体行動が苦手な者もおり、そこに軋轢が生まれる。自分の行動に自信が持てる間は、上手くかいくぐれる。しかし、幼稚園〜高校生までの長きに渡り、置かれる立場、状況を考えるとそうもいかない。そこで、多数決に屈することを覚えねばならないのだ。個性という名の厄介な宝物だ。個性を重んじる学社も増えてきているようなので今後に期待する。

2.自己評価の低さからくる自信が持てないという弊害。

文字通り自分への信頼度が低い者がいる。残念なことだが、現実だ。多くは環境によるものが多く感じる。選択の余地のない環境をどう生き、自分の立ち位置を確立して行くかが、大切だ。

3.欲をかくときに生まれる弊害。

人の欲とは、際限がない。一つ得られるとまた一つと動いてしまう。貪欲さを持つことから多く見られる、やる気だけではない得をしたい、得になるならという思い。この根底には、自信の欠如から来る不安解消の可能性がある。欲は多少あった方が良いが、足るを知ることも大切だ。

4.責任逃れからくる責任転嫁の弊害。

みんなで渡れば怖くない。に表される集団心理。言い出しっぺにならないよう空気を読む。自信のなさからくるのだろう。自信が持てる何かを持つことですべてのスキルが上がる。

5.変容からくる恐怖心の弊害。

いままでうまく流れていたのを変えられてしまう恐怖。もっと効率的にもっと合理的になるだろうことはわかっていても失敗の恐れから変えられない。想像力の欠如も考えられる。良いイメージをつくり、恐怖心を取り除き、挑戦する勇気を持つ。

6.皆がやるから安心という集団心理から来る無責任感の弊害。

知らないふりをする、みんなが右に流れたから自分の意思とは別に右に流れる。自分発信ではないから何か起きても自分は責任を取らなくてすむ。そんな考えの中、次におきるのは罪の意識か、後悔か。自分の意見が言えるようになれば、人としての対応力が上がると思う。

7.真面目さ、規律正しさから来る善悪の判断基準のブレの弊害。

真面目さ、正しさばかりに目をやり、本来のあるべき姿を忘れてしまう規律はいかがなものか。頭を硬くせず、柔軟対応に変えることが重要。


心理学は学問であるが、教育学などと合体して、一般常識としてもっとひろまることが望ましい。心理構造がわかれば、集団心理の解明や心の有り様に役立つ。とはいえ、心理学を知らないとした人が少なくなり、教育者も学んでいながら、それでもいじめ、服従などは消滅することはなく、今日もどこかには存在している。いじめ、服従がそこまで、みなを無感覚にしている理由は、保身が正義の条件を無視しているからなのではないか。保身が悪いことではないが、無感覚になるほど、追い込んでいる、逆に苦しみを生むように思える。


つまり同調、服従は、集団心理が他者への無感覚を生み、悪を享受することになり、過剰な保身が、人の弱さを最大にした心理状態なのである。ここを打破するには、一人一人が、学びの意識を持ち、必要とあらば心理学の学びを取り入れたい。その環境をつくるには、心理学の社会的認知と正しい評価が必須なのかもしれない。

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